設計から違う機密性

マンションとアパートの違いは、何か明確なものがあるわけではありません。 特に中途半端な3階建てとかになった場合には、どちらの名称がついてもおかしくはありませんし、 コーポやハイツといった名前になることもあります。 このあたりも、建てた人間のさじ加減一つになってしまうため、 名称だけでは判断することができません。

しかし、構造的には、アパートは木造や軽量鉄骨造りであることが多く、 マンションは鉄骨鉄筋コンクリート造りや鉄筋コンクリート造りになっている点に注目するべきです。 アパートの場合、気密性はそこまで高くありません。 実際に空気が流れていくというわけではありませんが、 設計の段階からそこまでの気密性を考え作ってはいませんし、できないのです。 もちろんお供外に逃げやすくなってしまいます。

マンションの場合には、構造上高い気密性を持たすことができます。 これにより、音も逃げにくく外に漏れない部屋を作ることができるのです。 そして、気密性はエアコンなどの空調に直結することも忘れてはいけないでしょう。 気密性が高ければ、それだけ室温も逃げにくくなります。 エアコンを使ったときの効率は、マンションのほうがはるかに高くなるのですから、 冷暖房効率に関しては、マンションとアパートは大きな違いがあるといっていいでしょう。